働き方革命を実践!20年後のキャリアを想像しよう

「働き方革命」がもの凄いスピードで起こっている!

地球全体で物事を考える能力はこれから益々求められる

情報テクノロジーの進化により、技術革新のスピードは21世紀に入ってから加速しています。そうした状況を踏まえると、近未来を予測しながら自分のキャリアを考えることがより重要になってきます。

特に、20代、30代のこれからのビジネスパーソンは10年後、20年後に起こりえる現実を想像し、業種や職種を選択することが求められます。ここ1年間で、日本においても「働き方革命」がもの凄いスピードで起こっています。ブラック企業なる言葉が、ここ数年間就職活動をする学生や若手ビジネスパーソンの間で流行しました。



その背景として、ワークライフバランスを軸に、キャリアを形成していこうという風潮が生まれてきたことの証左でしょう。企業側もサービス残業等を強制した場合、従業員側からSNS等で告発され、企業イメージを損なうリスクが生じているのです。

この20年間の大きな潮流とは

キャリアプランのなかでここ20年間の大きな潮流は、以下の3点に集約されるでしょう。



1. 会社から個人への波
豊かになればなるほど、組織から個人へパワーシフトしていくことは当然の結果です。個人は会社にキャリアを委ねるのではなく、自己責任でキャリアを開発していくことが求められるのです。まずはビジョンを明確化して、専門性を確立することがこれからは必須です。



2. 同質から多様への波
一つの会社のみならず、色々な価値観に触れ合うことです。“井の中の蛙…”ではこれからは通用しません。違う世代、違う性別、違う仕事、違う会社、違う国籍など、異種との交わりこそが化学反応を起こし、イノベーションに繋がっていくのです。同質的な快適空間からは何も生まれません。



3. 日本から世界への波
2000年以降、グローバル社会が現実のものとなりました。90年代以降、インターネットの出現と普及、世界貿易機関(WTO)の設立によるグローバルトレーディングルールの確立と標準化が変革のエンジンとなり、新しい現実が生まれたのです。



では、この先、具体的にどんな能力が求められるのでしょうか?次頁でお答えします。


この先に求められる能力とは

様々なジャンルの読書で教養を積むことはリーダーにとって不可欠な要素となるでしょう

様々なジャンルの読書で教養を積むことはリーダーにとって不可欠な要素となるでしょう。

第1の波から紐づけられる能力は卓越した専門技能です。技能的に自立した状態であれば食べることに事欠かないでしょう。第2の波から紐づけられる能力は卓越した異文化適応能力です。

さらに国籍が違えば、コミュニケーションの手段として、相応の語学力が求められることでしょう。第3の波から紐づけられる能力はグローバルな視野で物事をみる能力です。



この第3のグローバル・マインドセット(思考様式)はグローバルで事業を考える視点としては必要です。もう一つはグローバル・リーダーシップです。グローバルバーチャルチームで主導権を握るためには卓越した専門技能のみならず、国籍を越えてメンバーを束ねる統率力や人間的な魅力が必要不可欠でしょう。

近未来を予測する方法は?

20年前は1995年です。20年後は2035年です。20年前、今日のような世界をどのくらい的確に予測できたでしょうか?この20年間、特にデジタル情報革命により、新しい仕事が生まれたり、これまでの仕事が消滅しているのも現実の姿です。



成長著しいスマートフォンのアプリケーションの開発、オンラインショッピングの経営などは新しい仕事であり、ETCの普及による高速道路の料金所の係員、駅の改札口の切符切りの係員などはほとんど見られなくなりました。



さて、このような現実を予測する最適な方法は何でしょうか?

答えは圧倒的なインプットでしょう。インプットとは読書人脈に他なりません。全方位的にジャンルを越えて読書すること、リベラルアーツ(教養)という言葉がここ数年耳にされますが、大学でもグローバル基準では当然のことながら求められます。人脈も様々な分野のオピニオンリーダーから知識を習得することは有効です。



技術革新のスピードが遅い時代はとうの昔に過ぎ去りました。今や加速度的に技術革新が進んでいます。時代の波に飲み込まれることなく、きちんと時代と対峙し、主体的なキャリア形成をすることがますます求められているのです。

キャリアプラン・リーダーシップ ガイド藤田 聰

ふじた さとし

 

スポンサーリンク