30代でやるべき「金持ち体質への改善」とは?

お金持ちになるには、節約志向から増収思考へ

不況だから節約、では節約生活が習い性になり、重要なものまでケチってしまう生活になりかねません。生活の縮小均衡とともに、発想まで縮小均衡になります。それはすなわち、人生の縮小均衡です! 


そうならないようにするためにも、貯蓄と同時に「いかに収入を増やすか」という発想をもっと前面に押し出す必要があります。でも、これはシンドイという人もいます。
 
 
「月にあと1万円節約してください」と言われれば簡単ですが、「では月収をあと1万円上げる方法を挙げてください」といったとき、すらすら言える人はどのくらいいるでしょうか。なかなか答えられないこの方法を考えることが、「増収思考」のポイントとなります。

モノより経験を買うお金の使い方

モノは何を買っても、受けられる恩恵は、人によってそう大差ありません。たとえばオーブントースターを買えば、誰でもパンやグラタンを焼くことができます。携帯電話を買えば、メールと通話とインターネットが使えます。
 
 
しかし経験は、人によって得られるものが違います。モノは古くなればゴミになるけれど、経験は、そののちに経験するほかの経験と結びつき、化学反応を起こし、新たな知恵になる。


これは、他人には奪うことのできない貴重な財産です。30代はモノはひととおり揃っていると思いますので、企業の製品マーケティングに安易に乗るのではなく、「経験」にお金を使いたいものです。

あらゆる出費を投資的観点で判断する

お金を払うということは、何かのリターンを得るためです。そこで、すべての出費を投資的観点から判断してみましょう。


「限りあるお金を、今の自分にとって本当に大切なことに振り向けているのか?」「その出費は、いったいどういうリターンがあるのか?」


ということを考えてお金を使おうということです。そうすると「欲しいものを買う」ではなく、「必要なものを買う」となります。これができている人は、次からは「変化を起こしてくれるものを買う」を意識してみましょう。

子どもの教育を考えるときには今までの常識を捨てる

30代も後半に入れば、子供の教育費を考える局面に差し掛かるでしょう。たとえば、周りのお母さんたちが子供の私立校受験に奔走している。そういう姿を見ると自分も何かしなければと焦る。子供に莫大な教育費をかける。
 
 
しかし、ちょっと一歩立ち止まって考えてみましょう。お受験をするとどうなる?良い私立学校は一部の公立校のように荒れていないし、子供への悪影響も防げる。まわりが勉強しているから良い影響を受ける。そして、一流大学へ行け、良い会社へ就職しやすくなる。


しかしこれは本当でしょうか?そもそも日本の義務教育に価値があるのでしょうか?それ以外の世界は考えられないか?公立でも良い学校はないか?学区を飛び越える方法はないか?一流大学が本当によいのか?地方には、授業はすべて英語なのに偏差値は50台という大学もあります。日本以外の大学も選択肢となります。たとえばマレーシアの大学はイギリスの大学と単位互換制となっていて、イギリスの大学・大学院を経て世界に行ける。しかも学費は日本の半分以下です。

そもそも親が生きた時代と子供が生きる時代は違います。子供は親(自分)がこの世を去ったあとも、生きていかなければならないのです。そのとき、子供に残すべき、伝えるべきものは何でしょうか?
 
 
そして、そう考えた時、子供を塾に行かせてお受験させることが本当に適切なのでしょうか?お金持ちになるためには、子どもの教育に限らず、今までの常識を疑ってみることも必要です。(文:午堂 登紀雄)
 
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