怒りと幸福(2)

嫌いを好きに変える方法

こんなひとりごとを言ったことが、何回ありますか?
「これは嫌い」「彼女が・彼が嫌い」しかし、嫌いという感情が芽
生えたとき、それを実際に口に出したら、どんな感じがするでしょうか?


嫌悪は、ネガティブな感情です。
ネガティブな気持ちがもたらすのは、良くないものだけです。


「嫌い」という言葉について考えると、何かに対する冷ややかな気
持ちを感じます。


無意識のうちに、その人物や状況から、自分を隔てているのです。
このような感情は、何ら良い結果を生み出しません。


嫌悪には、様々な種類があります。
人種、性別、民族、あるいは、単にその状況が気にいらないとか、


嫌悪症のせいで状況が嫌だとか、いろいろ考えられますが、ここで、
嫌悪感をよりポジティブな感情に転換できる方法を、いくつか考え
てみましょう。



人種嫌悪

人間は人間です。
肌の色や素性が違っても、私たちはみな、血の通った人間なのです。
同じ色の血が流れています。


心臓の形も、脳の形も同じです。
指やつま先がある、わかり合える人間同士なのです。


それなのになぜ、肌の色や出身地が違うだけで、誰かを嫌いだと言
う人が多いのでしょうか?
私たちは、基本的にはみな同じです。


同じような生活を送りたいと思っていることを、忘れないでください。
それなのに、肌の色や国籍だけで、良い人と悪い人がいるというの
でしょうか?


自分と違った容姿だというだけで人を嫌ったりせず、肌の色以上に、
その人の内面をよく見て判断してください。



性的嫌悪

性的嗜好によって、どういう違いがあるのでしょうか?
性的嗜好によって、相手を嫌う人も多いでしょう。
しかし、なぜでしょうか?


例えば、全く偶然出会った人と仲良くなり、談笑するうちに、
ゲイだとわかったとします。


突然、その人に対する気持ちは変わってしまうでしょうが、本質的
には、数分前と全く変わっていないのです。


その人は、楽しく遊んでいたときと全く同じ人です。
しかし、ゲイだということで、あなたにとって、何もかもが変わっ
てしまったのです。


おそらく、これは倫理観の問題でしょう。
生まれ育った環境や、しつけられた考えなどで、変わってくるものです。


しかしなぜ、考え方や気持ちまで変える必要があるのでしょうか?
なぜ、その人と、前と同じ気持ちで、楽しく遊ぶことができないの
でしょうか?


性的嗜好がわかる前は良い人だったなら、今も、良い人なのではあ
りませんか?



恐怖症による嫌悪

ある状況や物事を、心底嫌う人もいます。
これは、極端な恐怖症によるもので、高所、蜘蛛、ヘビ、歯医者、
あるいは、エレベーターなどの閉所などの恐怖症があります。


こういった症状は、物や状況に対する恐怖心から起こるもので、
ほとんどコントロールできない状態になります。
しかしながら、恐怖心というのは気の持ちようです。


こういった恐怖心や嫌悪感は、方法さえわかれば、コントロールで
きるものです。


精神分析家に相談すれば、このような嫌悪感や恐怖感をポジティブ
なものに変えられるでしょう。


そうすれば、恐怖症を克服し、恐ろしい状況にあっても怖くなくな
ります。


幸せとは何でしょうか?

人生に、何か欠けているような気がしませんか?
おそらく、世界があなたに味方してくれないような気がするのでしょう。


ほかの人はいつも楽しそうに笑って、人生に満足しているように見
えませんか?


ふと、このような考えにとらわれたことがありませんか?
また、そう思ったとき、何ができるでしょうか?
本当の幸せとは何か、考えたことはありますか?


人生における幸せや充足感というのは、人によって違います。
ある人にとっての幸福が、必ずしもほかの人の満足のいくものとは
限りません。


幸せはしょっちゅう訪れるのに、私たちはそれに気づかないのです。
煩雑な人生に惑わされ、生活を楽しむゆとりがないのです。


ここで腰をすえて、満足できる幸せとは何かを考えてみれば、それ
はもう、あなたの回りにあることがわかるはずです。
ただ、それに気づいてないだけなのです。


しかしながら、スランプの時期もありますし、幸せな出来事がいま
だ訪れていない場合もあるでしょう。


もしそうだとしたら、何をどう変えたら幸せになれるのか、よく考
える必要があります。


たいてい、ほんの小さなことで、幸せになれるものなのです。
幸せになろうと努めれば、幸せをつかめるのです。


幸せになるとか、充足感を感じるというのは、全くあなた次第なのです。
幸せとは、与えられるものではありません。
自分の中にあり、努力してつかむものなのです。


閉塞感を感じたときに、充足感を求めて、ポジティブに生活や自分
自身を変える行動に出るのも良いでしょう。


何が自分にとっての幸せかを理解するためには、まず、自分の気持
ちを見つめることが大切です。
このように自問してみましょう。


「人生を楽しむには、どうしたらいいのかしら?」また、「今すぐ
人生に満足感を感じるには、どうすればいいのかしら?」


幸せのビジョンが見えてきたら、現在の自分をもとに、どこを変え
たら幸せになれるのかを考えてみましょう。


ここで忘れてはならないことは、自分の疑問に答える形で、自分の
気持ちを吟味することです。


その応答が良い気持ちか悪い気持ちか、良く考えて見ましょう。
幸せになれる魔法の呪文や薬などありません。


幸せは、すでにあなたの中にあるのです。
その幸せが何かを理解し、それを表に出して、人生を楽しみましょう。



例を挙げてみましょう。

家族との生活、仕事、人間関係、自然、ペットなどでも、幸せが見
つかります。
心の内にある幸せに気づけば、何にでも、どんな状況にでも、幸せ
はあるのです。


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