怒りと幸福(1)

怒りについて

世界中の人々は、どの世代でも、怒りとは無縁ではいられません。
怒りの頻度や強さは、その人がどれだけ怒りを抑えられるか、ある
いはその結果ポジティブになったか、ネガティブになったかで変わ
ってきます。


怒りとうまくつきあうコツは、コントロールすることです。
また、感情をコントロールするためには、怒りそのものを見つめる
必要があります。


怒りを見つめ、それにうまく対処する方法を考えるのです。
怒りは、感情です。


怒りは、実に様々な物、問題、人々、場所などが引き金となって
起こります。


嫉妬、対立、失敗、欲、不安、低い自己評価、攻撃的な性格、
怖れや苦痛といった感情が主な原因です。


人が怒ると、ネガティブな感情が、相手の心とからだを傷つけます。
心拍数が上がり、ストレスレベルが上昇し、たちまち、争いや逃避
行動に発展します。


いつも、怒りを健全な方向に向ける人はいません。
怒りに対処するには、前もって、主な怒りの原因を知って心の準備
をしておくことです。


怒りが起こりそうな場面を想定し、それを避ける方法を考えておく
と良いでしょう。


さらに、必要に応じて、それぞれの場面に対する対処法を身につけ
ておきましょう。


そのためには、怒りの対象について日記をつけましょう。
対立などを回避する方法を考えて、それも書いておきます。


まずは、
次のような誘因、対処法、お役立ちヒントをご活用ください。



怒りの誘因を探そう

落ち着いた状態で、怒りを誘発した物、人、場所、できごとなどを
リストアップしましょう。


・ 企業に電話をかけ、自動メニューで選択したら、たらい回しに
され、何も結論が出なかった。

・ カスタマーサービスの対応。

・ 親戚の家を訪問。

・ ラッシュアワーの渋滞。

・ 投資信託で損をした。



怒りから救ってくれるもの

ポジティブな気持ちのときに、怒りに対処する方法を、想像力を働
かせてリストアップしましょう。


・ アイスクリームで冷やしましょう…あまりに単純な考えのよう
に思われるでしょうが、何か冷たいものを食べると、怒りの熱
も冷めて、冷静になってきます。

・ ハイキングやウォーキングをしましょう…一歩1歩踏みしめて
歩けば、驚くほど、世界が変わって見えますよ。
問題の真っただ中にいると、問題が実際よりも大きく見えてし
まうものです。

・ ダンスしましょう…自分自身を踊りで表現しましょう。
お好みの音楽に乗って、踊りましょう。

・ 気持ちをつづりましょう…日記をつけましょう。
「レモン」についてのコラムを書いたら、それに対する回答や、
「レモネード」についてのことも書きましょう。

・ 良くないことは、前もって避けましょう…ラッシュアワー中は
迂回するか、スケジュールを変えましょう。

前もって計画を立てて行動しましょう。
プランを立てて、悪いことが起こらないように調整しましょう。



怒りをコントロールする方法トップ7

人生で怒るできごとに、腹を立てたことのない人はいないでしょう。
しかしながら、怒りはネガティブな感情です。


哀しみ、罪悪感、失望、不幸、および無力感につながります。
誰もが怒りを抱き、怒りを捨て、幸せになりたいと願っているのです。
結局は、怒りを捨てて、前に進むしかないのです。


人から受けた援助に対して腹を立てるということは、その人の行動
や、自分の取った反応に対して怒りを感じるということです。


何に対して憤慨したかがわかれば、怒りの原因を特定できます。
怒りをコントロールする方法を身につければ、怒りを簡単に追い払
うことができます。


また、怒りをうまくコントロールする方法を身につければ、人生や
幸福すらもコントロールできるのです。
ここで、怒りをコントロールする方法を7つご紹介しましょう。


1. 心の中に怒りが芽生え始めたら、からだの力を抜き、大きく息
をして、できるだけリラックスしましょう。

このように深呼吸をすると、心とからだの両方がリラックス
でき、怒りが大きくなる前に消すことができます。


2. 怒ったり、イライラしたとして、この状況が変わるかどうかを
自問しましょう。

例えば、割り込みされたとき、悪態をついて、クラクション
を鳴らしたとして、何か変わるのでしょうか?

いいえ、そんなささいなこと、ストレスを感じる価値もない
でしょう。


3. ストレスのない世界を心に思い描きましょう。
怒りを感じたときにすぐ入り込める、リラックスした、穏や
かな心でなければいけません。

全くの想像上の世界でもかまいませんし、今まで訪れたこと
のある、リラックスできる場所でもかまいません。


4. 誰かの行動に怒りを感じたときは、同じことをされたらどう思
うか考えてみましょう。

同じことをされたら、腹を立てるでしょうか?


5. 心に怒りを持つかどうかは、あなた次第だということを理解し
てください。

人が取った行動で、思い悩んだり怒ったりしているのは、あな
たなのです。


6. 10数えると、数えることに集中して、何があったか忘れてし
まい、怒りも吹き飛んでしまいます。


7. 怒りが芽生えてきたらいつも、肯定する言葉を繰り返したり、
呪文のような言葉を唱えましょう。

例えば、「気楽にいこう」「落ち着いてリラックスしてい
る」「もう怒っていない」「怒りはどこかへ行ってしまっ
た」などと言ってみてはいかがでしょう?

肯定する言葉を唱えれば、怒りもおさまり、もとのように、
穏やかでポジティブな考えができるようになります。



嫌いを好きに変える方法

こんなひとりごとを言ったことが、何回ありますか?
「これは嫌い」「彼女が・彼が嫌い」しかし、嫌いという感情が芽
生えたとき、それを実際に口に出したら、どんな感じがするでしょうか?


嫌悪は、ネガティブな感情です。
ネガティブな気持ちがもたらすのは、良くないものだけです。


「嫌い」という言葉について考えると、何かに対する冷ややかな気
持ちを感じます。


無意識のうちに、その人物や状況から、自分を隔てているのです。
このような感情は、何ら良い結果を生み出しません。


嫌悪には、様々な種類があります。
人種、性別、民族、あるいは、単にその状況が気にいらないとか、
嫌悪症のせいで状況が嫌だとか、いろいろ考えられますが、ここで、
嫌悪感をよりポジティブな感情に転換できる方法を、いくつか考え
てみましょう。


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